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Wild Yuzu

日本古来の薬用植物
「実生ゆず」とは

Chapter 01

千年の時を超え、
受け継がれるピュアな遺伝子

「実生ゆず」。それは一粒のタネから発芽し、長い年月をかけて枝葉を伸ばして育った希少な原種。ゆずは「続日本記」にも登場することから、奈良時代にはすでに中国大陸から朝鮮をたどって渡来したと推測されています。以来、実生ゆずは多品種と交配されることなく、ピュアな遺伝子を1200年以上にわたって受け継いでいるのが特徴です。

カラタチなどの株に挿し木して人工栽培される一般的なゆずが、約3年で収穫に至るのに対し、実生ゆずは結実までに18年もの歳月を要します。古くから知られている「桃栗3年、柿8年」のことわざの後ろに、「ゆずの大馬鹿18年」と続くのはそのせい。長い時をかけて直進性の根を地中深くまで伸ばし、古い地層の栄養を吸い上げながら、200〜300年もの樹齢を重ねるのが実生ゆずです。

パワフルな生命力を宿した大ぶりな果実は、日本では古くから薬用植物として活用されてきました。その効能は、平安時代に記された日本最古の医学書「医心方(いしんぼう)」にも記述が見つかるほど。そこには、ゆずが飲食物の消化吸収促進や、切り傷の治癒、熱や咳や嘔吐の鎮静、膀胱炎や下痢の症状改善に役立つのに加えて、「精神を聡明にし寿命を延ばす」と書かれており、驚くほどマルチ。日本各地の古い屋敷の庭に、ゆずが多く植えられていたわけが伺えます。

千年の時を超える実生ゆず
Chapter 02

捨てるところがない
恵みの宝庫

実生ゆずのすごさは、果肉だけでなく、果皮、ワタ、袋、タネに至るまで栄養満点で、捨てるところがない点。そこで、ゆずのそれぞれの部分にどんな成分が含まれているか、代表的なものを見てみましょう。

果皮

  • 肌のシミ・くすみ改善にいいと言われる「βクリプトキサンチン」
  • 鎮静効果や脂肪分解作用が期待できる香り成分「リモネン」「リナロール」
  • メタボ予防への働きやがん抑制作用が期待されている「オーラプテン」
  • 血圧上昇抑制、脳卒中や心筋梗塞の発作予防への働きが期待されている「ヘスペリンジン」
  • 抗酸化に欠かせない「ビタミンC」

ワタ・袋・スジ

  • うるおい美肌が期待できる「ペクチン」
  • 血圧上昇抑制、脳卒中や心筋梗塞の発作予防への働きが期待されている「ヘスペリンジン」
  • 抗酸化に役立ち、がん抑制作用が期待できる「ピネン」「ナリンギン」

果肉

  • 抗酸化に欠かせない「ビタミンC」
  • 疲労回復に役立つ「クエン酸」

タネ

  • 抗酸化やがん抑制作用が期待できる「リモニン」
  • 鎮静効果や脂肪分解作用が期待できる香り成分「リモネン」
  • うるおい美肌が期待できる「ペクチン」
  • 血圧上昇抑制、脳卒中や心筋梗塞の発作予防への働きが期待されている「ヘスペリンジン」
実生ゆずの恵み
Chapter 03

研究が進む、驚きの効能

酸化とたたかう、
「ファイトケミカル」

近年、「第7の栄養素」と呼ばれる植物由来の抗酸化物質「ファイトケミカル」に注目が集まっています。その理由はずばりアンチエイジングや生活習慣病予防効果。私たち人間は酸素を吸い体内でエネルギーを生成して生きていますが、その過程で酸素の一部は活性酸素となります。活性酸素はある程度は必要なものですが、必要以上に増えると健康な細胞にまで少しずつ酸化作用をもたらします。これがしばしば「体のサビ」とたとえられる老化の原因であり、がんや生活習慣病の引き金ともなるのです。ゆずにはそんな酸化に対抗する「ヘスペリンジン」や「ナリンギン」「ペクチン」といったファイトケミカルが豊富に含まれています。

つらい関節炎や
リウマチにも

関節炎やリウマチなど、つらい痛みはQOL(生活の質)の低下を引き起こします。ゆずには抗炎症や鎮痛作用を持つと言われる「リモニン」「ノミニン」のほか、血液をサラサラにしたり毛細血管を強くしなやかにする作用が期待できる「ピネン」「リモネン」「ヘスペリンジン」などが含まれています。YURAGI STYLEではこの2つの相乗効果に着目し、患部の血行を促進し、痛みを和らげるセラピーを高齢者施設などで行っています。

皮膚を守り修復する
「ゆず種子エキス」

シミやくすみ、肌荒れといったトラブルのない肌を保つための心強い味方が、ゆず種子エキス。YURAGI STYLEが専門研究機関に試験を依頼したところ、ゆず種子エキスには、①メラニンの生成抑制作用、②細胞賦活作用、③コラーゲン産生作用、④保湿効果、⑤美白効果などにおいて有用性が認められました。また、近年は高知大学や大分大学などから、「ゆず種子エキスにはアトピー性皮膚炎の症状を抑える効果がある」との研究発表もあり、期待と注目を集めています。

参照:株式会社バイオリサーチ社による試験報告書
大阪大学発バイオベンチャー 株式会社エバンスによる試験報告書

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