私たちの生活に根付いた柑橘類、ゆず。
でも、その本当の魅力はほとんど知られていません。
江戸時代の書物『柚珍秘密箱』の中で、「気をひらかす秘方なり」とゆずが紹介されています。
その時代、浮世絵師の葛飾北斎は脳を患い体が思うように動かなくなった時、この書物の中で紹介されている「ゆず薬酒」を発見し、そのレシピを参考に北斎流ゆず薬酒を考えられたそうです。
試行錯誤を繰り返し飲んだところ「よく効いた」と自伝で記されています。
「気」とは体の外側〜内側を巡らすエネルギーみたいなもので、当時は柑橘を接ぎ木するような技術はなかった時代ですから、実生ゆずが世界の葛飾北斎を助けた、と言っても過言ではないような気がします。
薬も医学もなかった時代ですから、「未病」のうちに大病にならないために養生するよう人々は心がけておられたのですね。
柚子の様々な食べ方・活用法がレシピに纏められた本が重宝された江戸時代のJAPANESE「医食同源」の食文化を知ることができて嬉しくなりました。
『病気にならない「ゆず」健康法』(PHP文庫)の書籍と共に、ゆずの秘めたるパワーをリアル体験していただけるワークショップをJR恵比寿の駅ビル アトレ恵比寿5Fの書店有隣堂さんの店頭で開催させていただくことになりました!
7月6日(金)12時〜18時
7月7日(土)11時〜16時
JR恵比寿の駅ビル アトレ恵比寿5F 有隣堂(書店)
実生ゆずは日本の伝統果実、スーパーフード‼️
健康、美容、食品医学の分野で、第7の栄養素として注目を集めているのが、フィトケミカル or ファイトケミカルです。
厳しい自然環境で生き抜くために植物が産み出す苦み、香り、色素、辛み、抗酸化物質の事をファイトケミカルといいます。
成分の中でも抗酸化力が注目され研究が進み次々と報告されています。
残念ながら私たち人間や動物はこの物質を産み出すことが出来ません。
だから、ファイトケミカルを上手に活用して病気にならないように補っていく事が推奨されています。
ゆずには皮、種、袋、果汁それぞれ優れた成分がありますが、残念ながら活用方法もあまり知られていませんから、私自ら大阪を飛び出してお伝えしに参ります!
今年の七夕は有隣堂アトレ恵比寿店へ。
ゆずパワーでエネルギーをチャージして一緒に元気・運気アップいたしましょう!