「第1回 日玖統合医療シンポジウム」に参加して、とても印象に残ったのが、京都大学「こころの未来研究センター」広井教授が話されていた内容でした。
先進諸国に限らず高齢化が地球規模で進んでいくのがこれからの時代であり、2050年にかけて日本は少子高齢化のフロントランナーとして歩んでいくことになる、と述べられ、これから重要になってくるのは「持続可能な医療」というコンセプトだと推奨されました。
●自然との親和性や、伝統的な自然信仰が保存
●近代西洋文明をアジア先進国と途上国をつなぐ位置
●サイエンスとケアを統合した持続可能な医療を追求し世界に発信すべきポジション
そう思いながら会場へ向かった私でした。
それは『度重なる災害が影響した』そうです。そして地域の伝統薬草を有効利用しセルフケアを積極的に行うようになっていったそうです。今では政府が力を入れて医療が中心となり専門機関と連携して研究・教育・普及する環境が整っているシステムが紹介されましたが、仕組みが素晴らしかったです。
日本も2013年に起こった東日本大震災をきっかけに、西洋医学中心だった日本の医療が大きく変わろうとしているのは感じていましたが、これから加速して変化していきそうです。
半年前から実生ゆずの歴史やルーツを探求し、自然信仰との繋がりをつい最近発見したことも偶然ではないような気がしてきました。