ゆずの名前は中国語の『柚』(ユ)の『実』(ズ)『ユウヅィ』に由来するといわれてます。
中国の医学書では『柚子、桃、山椒』の効能、処方が記されていると、京大農学部で柑橘を研究されている教授から教わりました。
江戸時代、浮世絵師『葛飾北斎』は脳血管障害を患った時その処方を見つけ、柚子の煮汁を毎日摂取し以前より元気になった様子や作り方が紹介されている文献を『病気にならない ゆず健康法』でも紹介しています。
葛飾北斎 享年88歳
1998年米ライフ誌が『この千年間に偉大な業績をあげた世界の人物100人』で日本人で選出されたのはただ一人、葛飾北斎だけ!
原木『実生ゆず』は棘が鋭く、凛とした立ち姿はまるで恐竜か刀を持った武士みたいだといつも感じます(^^)
皆さんか知っている柚子の木とは全然違う姿なんですよ!ワイルドなのに、咲かせる白い花は可憐で高貴な香り!
約1300年前に中国から渡ってきて日本の土壌に根付いてから、ずっとこの姿は変わってないんじゃないかな…
厳しい自然環境に耐えながら、変わりゆく日本で『実生ゆず』はずっと変わらない姿で今を生きる日本人に大切な事を気づかせてもらっているような、そんな気がします。