『すだち、カボス、じゃばら、ハッサク、夏みかん等の柑橘は実生ゆずと他の柑橘を掛け合わせて誕生した果実』
ならば、『実生ゆずの親は?』
中国〜日本の柑橘を調査しながらシトラスロード研究をテーマにされている京大農学部の教授と共に『実生ゆず』のルーツを探求するチームに加えて頂いた私。
京大の教授から
『箕面は修験道と関係ありますか?』
私
『そう言えば…毎月七日は山伏が箕面駅から瀧安寺へ集まります。根本道場らしいです。それがゆずと何か関係あるのですか?』
教授
『実生ゆずの産地を調査すると、そこには修験道の道場があって、その地はとても実生ゆずを大切に育てられてるんですよ!関係あるかも知れませんね』
私
『子供の頃はその山伏やら、秋になると天狗祭りっていうのがあって、それが怖くて仕方なかったんです』
教授
『修験道の根本道場と天狗が密接に存在あるのは珍しい!興味深いですね』
そして瀧安寺名品行者そばを作られている山伏の元へ向かいヒアリングすること、二時間・・・
箕面の古い歴史と貴重な情報を教えて頂き(これこそ、次世代に継承していく財産ではないか!)と感じた瞬間でした。
行者そばの包装紙は江戸時代に記された箕面の地図を使われています。
早速自宅で茶そばを食しながら地図を拝見すると、お城もいくつかあるし、江戸時代から私の実家がある桜や止々呂美という地名が存在していたのに感動しました。