新年のご挨拶と今年の抱負

投稿日:2020/01/17

遅ればせながら、新年のご挨拶を兼ねて久しぶりにコラムを書かせていただきました。

私はどうも現在のカレンダーのリズムと合わず、月の満ち欠けで暮らす方が心と身体が落ち着くので、私の中で2020年のお正月は1月25日(新月)から新たな一年が始まると感じております。

ご無礼をお許しくださいませ。

ここ数年、冬至(12月23日)から大寒(1月20日)までは、冬ごもりして、次の年に向けてどのように生きるのか、とことん考え、自分の内側と向き合う時間を大切にするようになりました。

哲学的な難しい書籍は理解しにくいのでNHKの番組「100分で名著」を何度も見ながら自分の中に入れるようにしています。

2020年は、セラピストという職業へ進んで20年の節目を迎えます。前の夫が突然目の前で倒れ、当時の私は29歳、娘を出産して半年という状況の中、急に一家の大黒柱が倒れることがどれほど大変な暮らしへ一変するのか痛感する経験をしたので(働き盛りの人の健康を支える仕事をしよう)そのような思いで一歩踏み出し、今もこの仕事を全うしています。

10年経過した頃から、日本の温泉旅館やホテル、各施設で導入されているSPA・ヘルスケア産業にはYOGAを含むインドのアーユルベーダや、イギリス・フランスのアロマテラピー・タイの古式マッサージなど外国の伝承療法が主流になっている現状に対して、日本の風土や伝統・文化・伝承療法が活かされていないことにもどかしさを感じるようになりました。

そのようなことを悶々と考えていた時に地元の実生ゆずと出会い、独自開発の道へと進んだのです。日本の薬草「ゆず」をつかった未病ケアをサロンワークでやりながら、介護・在宅医療のリハビリ現場へ導入研修を行い、ケア効果の実績を積み上げてきました。

これからの日本に思いを馳せると、自然災害がいつ、どこで起きてもおかしくないですし、世界最速で超高齢化社会へと向かうにあたり、次の世代を担う子供達へ私達はいったい何ができるだろうか考えるようになりました。

数年前、日本統合医療学会使節団のひとりとして、ラテンアメリカ医療シンポジウムで、日本古来の薬草ゆずを発表するため開催国キューバへ渡りました。

WHOが予防医療先進国として推奨するキューバの地で目頭が熱くなったこと。それは、災害・経済危機から自分たちの力で再生したという誇りに満ち溢れた逞しく生きる姿勢でした。子供も大人も素敵な笑顔で母国の伝統・文化の魅力を現すクオリティの高い観光サービスで私達をもてなす姿に感動すると同時に、ゆずを使ってこれなら日本流にやれるのではないかと感じるヒントを沢山得て帰国しました。

これをどうやって社会へ浸透させていくのか、思い描いた構想をひとつずつこれから実行していこうと思っています。やりたいことは3つです。

①人の健康と同じように森や川、海など自然の健康を考える場づくり
②日本の薬草ゆずを使った養生法を伝える機会
③災害に対する地域社会のレジリエンスを高める活動

最後に2020年のこれが私の抱負です。
何事も大事に至る前に手を打つという「未病」の思想を一人でも多くの人へ伝えて、日本の未来を守りたい」という方向性が定まったところでコラムも再開しますので、どうぞよろしくお願いします。

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