ゆずの香りを嗅ぐだけで?

投稿日:2016/12/31

アロマテラピーでも注目されているゆずの香りには、リラックスだけではなく、ゆずの香りは体の不調、認知症予防、ストレスが蓄積した脳の慢性疲労にとても役立ちますからその根拠と理由を深掘りしませんか

香りを嗅ぐだけで?

これまで長い間、大きな謎とされてきたゆずらしさを決定づける重要香気成分が最近発見されました。1個のゆずに100万分の1グラムしか含まれていない重要香気成分が『ユズノン』です。
ごく微量でも非常に強い香りを放ちます。
※重要香気成分とは、モノのらしさを決めている香り成分のこと。)

生に近い環境で育つ『実生ゆず』は厳しい自然環境に耐えて生きていくため細胞が複雑で、香りを構成する成分は350種類以上もあると報告されています。

果汁や皮からは発見されず、『ユズノン』は黄色い皮の中の油胞と呼ばれるカプセルにだけ含まれています。このカプセルを包む細胞壁を壊して、遊離しなければユズノンは抽出できません

ゆずファクトリーでは水蒸気蒸留法で、遊離する温度を探究し、やっと実生ゆず天然精油を抽出することができました。

ミカン、レモン、グレープフルーツ等、多くの柑橘類がある中で特にゆずの香りが世界から高く評価され注目を集めているのは『ユズノン』が鍵だったという事が明らかになり嬉しいです。

柑橘類の香りを40年研究されている沢村正義農学博士も『柚子は日本が世界に誇れる柑橘』と称して『ユズの香り』の本に纏めて紹介されていますし、『ゆずが効く』著者 平柳要医学博士は皮やワタの部分に含まれる『ナリンギン』『ヘスペリジン』という成分が認知症予防に有効だと紹介されています。

韓国食品研究院で行われた実験では、ラットを使って人為的にアルツハイマー型認知症を起こしたラットにユズの皮を与えると、糖代謝やエネルギー代謝が改善し、しかも認知機能障害も緩和するという韓国の湖西大学校の論文があります。

さらに、動脈硬化を防ぐので、脳卒中から起こりやすい脳血管性認知症の予防にも役立ちます。

植物が厳しい自然環境で生き抜くために生み出すファイトケミカル(植物化学物質)の一種『芳香物質』を上手に活用して、脳の病を防げるなんて有難い情報ですネ!

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