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地域資源の実生ゆずを活用した商品開発

地域資源の実生ゆずを守り地域創生に取り組んでいます。

自然豊かな大阪府箕面市には、接ぎ木ではなく無農薬で種から育てた「実生ゆず」が育っています。全国で5000本しか存在しないとされているこの「実生ゆず」は、平成20年に箕面市が設立した特産品創出の「ゆずプロジェクト」で様々な商品として開発されました。

日本古来の薬草「実生ゆず」

実生ゆずはピュアな遺伝子1200年以上受け継ぐ稀有な植物で、日本最古の医学書『医心方(いしんぼう)』には、柚子「ゆず」は飲食物の消化吸収を助け、切り傷を治し、熱や咳込みや嘔吐を鎮め、膀胱炎の諸症状や下痢をとめるなどの効能を挙げ「精神を聡明にし寿命を延ばす」と記されています。

ゆずの原種を守り育てる里山奥地の課題=過疎化絶滅の危機「実生ゆず」 

WholeFoodとは自分の健康と同じように、土や森・川や海の健康、今生きている私達だけではなく、次の世代、その次の世代までできるだけ広く、遠く、未来まで考えていく暮らし方を表す言葉。安全な食を作るには、本物を作る生産者を支え、応援していくことです。

ゆず皮の中の油には優れた成分がふくまれているのにそれを捨てるなんてもったいない!

箕面の「実生ゆず」の収穫量は約8t/年。その内約3tが市場流通し、残り5tはカタチが悪いなどの理由で加工用になっています。さらに、果汁を使った商品が大部分で、果実搾汁後のゆず皮は廃棄されている事を知りました。しかも、ゆず皮には揮発性の高い油を含んでいるので、産業廃棄物として処理されてしまいます。

かねてからの夢でもあった自分の手で天然アロマオイルを蒸留することを実現し、地元企業として地域活性の一翼を担うため、おおさか地域創造ファンド豊能地域支援事業の認定を受け、廃棄されるゆず皮を使った商品開発への取り組みをはじめ、現在では廃棄ゼロを実現しています。

収穫から商品までのプロセス

合成化学物質過敏症の人にも安心して使っていただける「WILD YUZU スキンケアシリーズ」の商品化

合成化学物質過敏症の人にも安心して使ってもらえるレベルの化粧品を作ろう!と熱い想いで取り組み、各商品へ配合する成分も植物由来原料にこだわっています。

現実、合成化学物質の防腐剤など使わずに商品化することがこんなに大変なことだと思っていませんでした。

一例をご紹介すると、ゆずファクトリーは化粧品の製造工場までは環境が整っていません。従って、抽出した原料は製造工場へ搬入し、他の原料を混ぜて充填してもらい、厳しい品質検査をクリアした後、当社に納品されて店頭に並び販売がスタートできるわけです。

そんな中、私たちに力強い勇気を与えてくれているのは医学博士や皮膚科医が推奨してくれているという事です。

特に皮膚科医が ゆずの効果を評価してくださる専門医のおかげで、子供さんの皮膚トラブルで悩んでいるお母さんにゆずの素晴らしさが伝わりやすくなりました。

また医学博士がヒトの肌で実験してくださり、保湿力・保護力・皮膚細胞の修復力や美白効果を証明されたので、介護施設にも導入してもらえるようになりましたし、今では訪問看護の理学療法士・看護師の方々が在宅介護の推奨品として伝えてくださるので私たちが一番届けたい人に情報が伝っていくようになりました。草の根のように地道に少しづつでも、ゆずで肌の悩みで苦しんでおられる人達に役立つものを生み出せたので良かったです。

また、ルーブル美術館の地下で開催されたコスメの祭典「cosmetics 360」に出展し、エビデンスを含め、フランスでも評価をいただきました。

 お問合せ

072-702-1735